日本語のよく使う単語を入力して、速度と正確性を測ります。日本語入力は英語と根本的に仕組みが違うため、出てくる数字の意味も違います。
日本語入力は二段階で動いている
日本語を打つことは、ひとつの動作ではなく二つです。読みを、多くはローマ字で入力し、IMEがそれを平仮名、片仮名、漢字の正しい組み合わせに変換します。「花」と打つには h、a、n、a を押して変換を確定するので、5打鍵と1つの判断で2文字が生まれます。
ここから、英語から来た人が驚く帰結が生まれます。打鍵と出力の関係が固定されていないのです。同じ文章を作る二人が、どれだけまとめて変換するか、第一候補をそのまま受け入れるか、IMEがその人の癖をどれだけ学習しているかによって、まったく違う数の打鍵をすることになります。
つまり日本語入力の技能のかなりの部分は、指とは関係ありません。一度にどれだけ変換するかの選択、第一候補が誤っていることに気づく力、誤変換を効率よく直す手順は、いずれも学習で身につく技能で、速い人と遅い人を分けています。
日本語と英語の数字が比較できない理由
1分あたりの語数という指標は、打鍵と意味の間に安定した関係があることを前提にしていますが、日本語はその前提を壊します。1語は5文字と定義される一方、日本語は英語よりはるかに多くの意味を1文字に載せるため、同じ量の内容を伝えても文字数はずっと少なくなります。
打鍵の側では逆のことが起きます。漢字1文字を出すのに複数の打鍵と変換が必要になりえます。したがってどちら側から測るかによって、日本語は英語より速くも遅くも見え、どちらの比較にも意味がありません。
実際的な答えは、言語の内側で比較することです。あなたの日本語の速度は、他の日本語の速度の隣に、そして最も有益には先月の自分の日本語の速度の隣に置くべきです。当サイトが結果を言語ごとに分けているのは、まさにこのためです。
- 漢字1文字に複数の打鍵と変換の判断が必要になりうる
- 日本語は英語より1文字あたりの意味量が多い
- IMEの学習により、同じ人でも慣れた素材では速くなる
- 日本語のスコアは日本語のスコアとだけ比べる
ローマ字入力とかな入力
日本語入力者の多くはローマ字入力を使い、ラテン文字を打ってIMEにかなへ変換させます。少数がかな入力を使い、こちらは1キーが直接1かなを生みます。かな入力は1文字あたりの打鍵数が少ないので理論上は速く、熟練したかな入力者は実際に速いです。
それでもローマ字が主流なのは、技術的な理由ではなく実際的な理由からです。英語と同じ配列を使うため、二組の運動パターンではなく一組を維持すればよいのです。英語も日常的に打つ人にとって、第二の配列を維持する費用はたいてい打鍵数の節約を上回ります。
このテストは日本語のよく使う語彙をかなで提示します。IMEを通してローマ字で打つなら、ラテン文字を入力してかなが現れるのを見ることになりますが、それはまさに普段の日本語入力そのものです。
日本語入力を速くする
最初に取り組むべきは、たいてい指の速度ではなく変換の習慣です。文節ごとに変換するより、一文をまとめて打って一度に変換するほうが速いのが普通です。IMEがより多くの文脈を持ち、正しい候補を選ぶ確率が上がるからです。それを信頼し、誤ったときだけ介入するようにすると、細かな停止と再開が大きく減ります。
次は、どの言語にも当てはまる助言です。速度より正確性が先。読みを間違えれば誤った変換が出て、誤変換の修正は英語の打ち間違いの修正よりはるかに高くつきます。候補一覧を開き直して正しいものを探す必要があるからです。
- 可能な範囲で、語ごとではなく文節や文でまとめて変換する
- 候補の再表示や切り替えのショートカットを覚える
- 一般的な文章ではなく、間違えた読みを練習する
- 日本語と英語で別々の期待値を持つ
テストの受け方
どのテストでも言語セレクタから日本語を選べば、語彙が日本語のよく使う単語に切り替わります。測定時間も指標も英語とまったく同じで、実質WPM、正確性、ミス、安定性、順位が出ます。
スマホ用のテストも日本語入力に対応しています。キーイベントを待つのではなく入力欄を読む方式のため、IMEの合成を正しく扱えます。フリック入力や予測変換つきの日本語キーボードが動くのは、この仕組みのおかげです。